部下育成の悩みは
コーチングを取り入れる

2023年09月29日
部下育成の悩みは<br>コーチングを取り入れる

管理職・マネージャーにとって、組織の目標達成に向けた業務管理に加え、部下の育成は大きな役割の一つです。しかし多くの企業では、部下に対する対応の研修が十分にできていません。「どうしたら部下のモチベーションを上げ、最大限の可能性を発揮するためのサポートができるのか」。そういった課題や悩みを解決するのが、Integrity Coaching ®(インテグリティ・コーチング)です。

部下を信じる効果、期待する重要性を学ぶ

コミュニケーショントレーニングの手法の一つとして、導入が進むコーチングですが、インテグリティ・コーチングは部下の育成にフォーカスを当てています。マネージャーはコーチとなり、部下が目指している「あるべき姿」まで連れて行くサポートをしなければなりませんが、そのために必要なトレーニングが欠けているのが現状です。インテグリティ・コーチングでは部下を信じることの効果と、部下に期待することの重要性を学び、次の3つを身に付けることができます。これらは結果的にチーム力を高め、長期的な業績向上をもたらします。

  1.  1. それぞれの部下は、どんなことでやる気を起こすのかについての知識
  2.  2. 部下それぞれの潜在的な可能性を見つけ出す能力
  3.  3. 成績や生産性を高めるためのコーチングや指導のスキル

インテグリティ・コーチングのプロセスは、5つのステップを踏むというシンプルな方法です。ミーティング、電話や現場への同行でも使うことができます。

  1.  1. 目標について質問し、部下に考えさせる
  2.  2. 邪魔や中断せずに話を聞く、部下の状況を理解する
  3.  3. 知識、スキル、態度についてコーチする
  4.  4. 具体的な行動について褒める、マインドチェンジを承認する
  5.  5. 自分のベストに向かって挑戦させる

また、コーチングの効果を高めるには、知識やスキルだけではなく、「部下を信じて成長させたい」「コーチングでの成長に必要な活動を理解し、ひたむきに取り組む」といった思いが重要です。コーチングの有効性に影響を与える次の5つの信念を1つも欠かすことなく調和させ、内面から強化する「コーチングの調和モデル」は、インテグリティ・コーチングの大きな特徴です。

コーチングに対する意識
コーチングとは、部下を育成し、その人の可能性を実現させることであると理解している。
能力の認識
コーチングでの成功に必要な素質と能力を持っていると信じている。
価値観
コーチング活動を推進する高い内的な誠実さ、良心、正直さを持ち合わせている。
活動に対するコミットメント
コーチングでの成功に必要な活動を全て理解し、ひたむきに取り組む。
部下を強く信じること
部下は、彼ら自身が見出した可能性以上の何かを達成することができると熱く信じている。

フォローアップによるヨコのつながりで学びを共有

インテグリティ・コーチングでは、コーチングの具体的なプロセスなどを網羅的に学ぶワークショップのほか、8回のフォローアップを設けています。フォローアップやほかの強化プログラムがない場合、21日以内に聞いたことの95%を忘れてしまうと言われていることから、学習の定着に有効です。

フォローアップはグループ単位、オンライン会議などにより実施します。ベストプラクティスの選定やプランニングのレビュー、アドバイスなどを行います。ワークショップの内容を振り返ると同時に、マネージャー間で部下にコーチングを実践した体験を共有する場となります。同じマネージャーであっても、部下の育成に関する悩みを話す機会はないことが多く、「フォローアップによるヨコの連携が相当有益だった」という感想を多く聞きます。

参加者からは、「さらなる自信につながった」「生産性、仕事満足度が上がった」「異なる行動スタイルに対応できる力がついた」「より強い人間関係が築けた」といった声が寄せられています。インテグリティ・コーチングを実践することで、チームの成果を高めることができます。

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