ヘルスケア業界が変化しているなかで、成功のカギのひとつとなるのがエリアごとの戦略立案です。「エリアプランニング」は、営業所の所長自らがアクションプラン（行動計画書）を設計できるようになる育成プログラムのこと。公開情報（医療計画や人口統計など）と内部情報（医療施設や顧客セグメントごとの売上データ）を読み解き、将来のトレンドやカスタマーニーズといった数値化できない定性情報を組み合わせながら戦略を構築し、アクションプランに落とし込む手順を学びます。ここでは自社製品を題材に、受講者がふだん利用している用語などを用いることで、現実味のある学びに。営業所の営業部員たちにアクションプランを説明する方法もていねいに指導します。

ワークショップでエリアプランを上手に組み立てられなかった所長にも、万全のフォローアップを。コンサルタントが個別にプランを添削し、改善点をフィードバックします。さらに少人数のディスカッションや、ベストプラクティスの共有、オンラインコーチングなどを通じて、じっくりブラッシュアップ。すぐに実務に応用できるアクションプランが完成します。

ワークショップからフォローアップまでの取り組みを評価し、今後の改善につなげる個人アセスメントも行っています。学んだ内容を反映したガイドブックやeラーニング教材を作成することも可能です。これらで反復学習をすることで、受講者のスキルは確実に定着します。