コーチングとは部下が最大限の可能性を発揮できるようサポートするプロセス
少ないリソースでより多くの業務遂行が求められている今日の職場環境では、社員一人一人の生産性が重要となってきます。
社員の生産性を高めるためには、職場での自分の存在意義や目標、仕事に対する興味や責任感といったモチベーションが必要です。インテグリティ・コーチングでは、部下のモチベーションをどう上げて行くのか、部下が最大限の可能性を発揮できるようどうサポートするのかを学んで行きます。また、部下を信じる力、そして彼らに期待することの重要性を学び、コーチングに必要な内面的な要素を強化していきます。
部下の可能性の限界を超えてより高い目標達成へと導くことが、社員だけにとどまらず、チーム、最終的には会社全体の生産性を上げることになるのです。
1.コアコンセプト
コーチング調和モデル
マネージャーやリーダーとして、コーチングに欠かせない大切な5つの要素があります。この中で、欠けているものを補い、内面から強化していきます。
部下の可能性への信念の境界線を広げる
人は人生経験を通して無意識に、自分の可能性の限界線を引いています。限界線の内側の居心地の良いエリアでは行動がパターン化されて、停滞状態になるケースが多く見られます。インテグリティ・コーチングでは、部下が気付いてない未知の可能性を信じ、見出し、そして本人に発見させ、境界線を広げさせます。
コーチングのシンプルなプロセス
コーチングの信念をベースに、シンプルなコーチングプロセスを踏み、部下により高い目標に挑戦させ、目標達成へと導きます。
部下が目標を達成することで、コーチ自身の目標も達成し、ビジネスマンとしての自らの成長を実感します。
2.講義内容
▼【1日セミナー】
- 内容1
- コーチングのメリット:パーソナルな側面
- 内容2
- コーチングのメリット:ビジネスの側面
- 内容3
- 信念を築く
- 内容4
- 受容的な環境づくり
- 内容5
- コーチングプロセス
- 内容6
- 実施
▼【8週間フォローアップ】
- 第1週
- 基礎
- 第2週
- コーチングの準備
- 第3週
- 部下を理解する
- 第4週
- パフォーマンス向上のためのコーチング
- 第5週
- 称賛の持つ力
- 第6週
- 部下に責任を持たせる
- 第7週
- 信念の境界線を広げる
- 第8週
- 成功を祝い、今後に期待する
3.受講者の声
- マネージャーとしての役割を担っていくにあたってコーチング、リーダーシップ、マネージメントの3つの柱がある事を知りました。また、コーチングによってチームメンバー個人の力を上げることが最もチームの成長速度をあげる近道であることを知ることができ、部下を信じる事の重要性を気付かせてくれたのは大きなことでした。
- ハイパフォーマーへのコーチングも重要と学び、コーチングすることで不満、不安を知ることができ、目標に向かって進んでもらうことができた。
- 相手の行動スタイルに合わせたコミュニケーションの取り方を実施するようになったことと、積極的に褒めることを探すようになった。それにより、コミュニケーションに対する姿勢がより前向きになり可能性を信じるようになった。
- コーチングによりモチベーションを上げる事ができたり、メンバーとの関係が強くなったりできるツールなので、定期的に取り入れていこうと思います。
- マネジメントとコーチングを混同していたので自分の中でそれぞれを使い分ける必要性を感じた。 コーチングは部下の成長を促すだけでなく自分自身のマネジャーとしての価値を上げるものと思った。
- 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、 人は動かじ。」
古今東西不変の真理。
- 教えることからの脱却が非常に難しく、自分で気づかせるには時間がかかり、大変であったが、この気づきが重要なことが良くわかった。
- 自分の中でぼんやりしていた事が明確になりました。このコンセプトに基づくことで今後自信を持ってコーチングを行えます。また知らなかった考え方を知ることができ非常に勉強になりました。